いよいよ2学期が始まりました。
体育館に入ってくる子どもたちの雰囲気は、どこか凛としたものが感じられます。
「一同、起立!」
ザッと立ち上がる子どもたち。
背筋が伸び、良い姿勢です。
体が一回り大きくなった感じがします。
「児童の言葉」は、3年生の女子が発表しました。
夏休み中に、三間の祖父のところに泊りに行ったのだそうです。
特に、朝6時に野菜を収穫に行った話は、目の前に情景が浮かぶようでした。
2学期は、1日の時間の使い方を工夫して、いろいろなことに挑戦したいという決意も述べられました。
校長先生からのお話です。
1 命を大切にできる子になりましょう
校長先生は、ご自身の体験を交えて、命の大切さを語り掛けられました。
新型コロナウイルス感染症対策をしっかりしていきましょうとも語られました。
2 挨拶のできる子になりましょう
自分から先に挨拶ができるようになることが、一つのポイントです。
3 けじめをしっかりつけましょう
遊びと授業のけじめをつけること。
先生の話は、先生の顔を見て聞くこと。
このようにすることで、勉強もよく分かるようになると教えてくださいました。
4 思いやりのある優しい子になりましょう
自分がされていやなことは、友達にするものではありません。
友達の気持ちをしっかりと考えて行動することが大切です。
最後に校長先生は、2学期は一番長い学期であるということと同時に、一番成長する学期であるとも教えてくださいました。
式の後、新しく転入してきた友達の紹介がありました。
また、7月に行われた水泳記録会の表彰もありました。
8位入賞を果たした6年生の男子、女子各1名が表彰されました。
出場した選手の皆さんも含め、大健闘を称えたいと思います。
各学級で使っている本棚がボロボロになっていることに対応して、もてころサポーターのOさんが、本棚を製作してくださっています。
材料となる木材も、これまた別のもてころサポーターの方の紹介で、正木材木店さんが寸法どおりにきっちり切り分けてくださいました。
材料が寸法どおりになっているとはいえ、組み立てキットではありません。
道具を使って木材が垂直になるように止め、ねじをインパクトドライバでねじこんでいきます。
板が割れないように、ねじの通り道になる穴をドリルであけてからの丁寧な作業です。
ねじの頭が見えないように、棒状の木材を加工して詰め込み、仕上げていきます。
丁寧なお仕事ぶりに、感激です!
中央に仕切りとなる木を組み込んでいく作業です。
本が奥に落ちていかないように、背板も張ってくださっています。
紙やすりで角を取り、ラッカースプレーでの仕上げ。
これで、汚れが付きにくくなり掃除がしやすくなるのだそうです。
半日ずつの作業で約2日間かけ、美しく丈夫な本棚をまず1つ仕上げてくださいました。
もてころサポーターのOさん、暑い中の作業、本当にありがとうございます。
2学期から早速使わせていただきます
夜中に降った雨も上がり、21日(日)は絶好の奉仕作業日和!
早朝7時に50名近くの方々にお集まりいただき、PTA奉仕作業が開始されました。
今回の大きな作業の一つは、廃棄物の運び出しです。
昨年度、校舎外の廃棄物をすべて処分してスッキリしましたので、今年度は、校舎内にある廃棄物の運び出し作業を行いました。
校舎内には、破損して使えなくなったものがあちこちにありました。
それを教職員で先週末までにチェックして廊下に運び出していました。
40、50年ほど前に使われていたようなものもあり、びっくり!
それらを廃棄できるようにと、一気に所定の場所に運び出します。
もう一つの大きな作業は、年に一度の竹等の木々の伐採です。
運動場側にせり出してくる木々を切って、スッキリさせます。
たくましい男性陣がどんどん山の中に入って切り、引きずり出し、さらに運動場で細かくする作業に取り掛かります。
ジャングルのようになっていたところが、どんどんきれいになっていきました。
廃棄物の運び出しを30分ほどで終えた皆さんは、次の作業に移りました。
竹等を2m程度の長さに切る作業、
草刈り、落ち葉、雑草の処理、廃棄する本の荷造り、上の段の窓ふきなど、次々と仕事に取り掛かる皆様。
予定されていた作業は次々と片付けられていきます。
その働きっぷりは、見事としか言いようがありませんでした。
さすが、住吉小の皆様!!
切られた木々は、もてころサポーターの方が用意してくださった軽トラ3台にぎっしり詰め込まれました。
それでもまだ残っている木々。
そこへやってきたのが、これまたもてころサポーターの方が用意してくださった4tのダンプカーです。
これにも、男性陣が中心となってどんどん積み込みました。
こうして軽トラ5台、4tダンプ1台分の木々が運び出されて行きました。
これらの木々は、もてころサポーターの方が手配してくださった方法で、確実に処分されていきます。
7時開始、9時終了!
PTA奉仕作業に御参加いただいた保護者の皆様、住吉もてころサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまで子どもたちの学ぶ住吉小の環境が、見違えるほど美しくなりました。
以下、PTA会長様からのお言葉です。
保護者の皆様、もてころサポーターの皆様、先生方、休日の早朝より奉仕作業にお集まりいただきありがとうございました。
草刈、廃棄物の処分、窓拭き等、無事終えることができました。
皆様のご協力のおかげで新学期を迎えることができます。
お暑い中、誠にありがとうございました。
17日(木)、運動場に真砂土が入りました。
土はダンプカーで運ばれて、運動場の数か所に置かれます。
これを、運動場の低いところ、土の削られているところに広げるのが一仕事です。
「今年もやりますよ!」
お声掛けをいただいたのは、住吉「もてころ」ジュニアの監督さん。
ここ数年、毎年チームを上げてお力添えいただいています。
本校からも働き盛りの教職員が参加、そして、なんと今年はもてころサポーターの方が地元の消防団や青年団の方にお声掛けくださいました。
総勢約20名で1時間あまりに渡って、新しい土をどんどん広げていきました。
広げ終わった日の夜、雨が降り、ちょうどひきしまっていい感じの運動場になりました。
ご協力くださった住吉「もてころ」ジュニアの皆さん、ありがとうございました。
もてころサポーターや地域の皆様、ありがとうございました。
おかげで今年の土入れも無事終わりました。
今年も住吉小学校に「ど根性ひまわりのきーぼうちゃん」の子孫の花が咲きました。
「ど根性ひまわり」について少し紹介いたします。
東日本大震災の大津波の後、宮城県石巻市であったお話です。津波によってどこからか流れ着いた一つのひまわりの種が、塩害にも負けずたくましく育ち、大きな花を咲かせました。そのひまわりは、多くの人に勇気を与えたそうです。勇気をもらった石巻市の人たちは、「ど根性ひまわり」と呼んだそうです。そのひまわりの種が、北海道から沖縄まで、広く広がり、今、住吉小学校でも咲いています。
このひまわりには、次のような思いが込められているそうです。「このど根性ひまわりが、次の世代につながり、50世、100世になったとき、このひまわりを育てた未来の子どもたちが東日本大震災のこと、自然災害のことを話すきっかけとなり、今後くるであろう大規模な自然災害への警鐘となれば幸いです。~頑張ろう石巻会より~」
住吉小学校の1年生の学級園に咲いているひまわりは、「ど根性ひまわりのきーぼうちゃん」の12世になります。今の4年生が1年生のころから毎年咲いています。太陽に向かって元気よく咲く「ど根性ひまわり」は、多くのことを教えてくれています。
良かったら、是非見に来てください。