地震・津波からの避難訓練 ~住吉保育園との合同避難訓練~
2022年5月26日 05時48分今回の避難訓練は、地震が発生し、津波の来る恐れがあるという想定で行いました。
緊急地震速報が流れ、子どもたちはすぐに机の下に隠れます。
揺れが収まった後、校舎外へと避難します。
靴を履いて出る際も、しっかり靴を履くのは運動場に出てから。
後ろからどんどん友達が避難してくるのを邪魔しないためです。
小さな気配りですが、大切なことです。
運動場に出てきたら、すぐに整列します。
全校児童が、一次避難場所である運動場に避難を完了したのは、避難を開始してから4分3秒後です。
非常持ち出し袋を背負い、運動場での靴への履き替え等を考えれば、スムーズにできたと思います。
ちなみに本校の非常持ち出し袋は、誰がどれをとってもよいというシステムにしています。
非常時の避難は一刻を争うからです。
今回は、さらにここから次のステップです。
住吉小学校は海抜3m。
津波からの避難としては不十分です。
校長先生の判断で、全校児童が二次避難場所である住吉保育園(海抜11m)へと避難をさらに進めます。
保育園の駐車場には、園の子どもたちも避難を完了していました。
そうです、今回は住吉保育園との合同避難訓練なのです。
実際に津波を逃れて住吉保育園に避難し、ここで一晩過ごさねばならないというケースも出てくると思われます。
そうした場合、保育園の子どもたちが不安にならないように声を掛けてあげることが、先輩である小学生にはできると考えました。
そこで、今回は5,6年生が保育園の子どもたちとペアになり、名前を聞き合ったり好きなものについて話をしたりする時間を設けました。
短い時間でしたが、こうしたことの布石が、実際に避難した場合に有効になるのです。
園長先生と校長先生から、今回の合同避難訓練についてお話をしていただきました。
今年度も、いろいろな形での避難訓練をしていく予定です。