避難訓練 ~火災~
2023年2月9日 17時16分ジリリリリ……。
非常ベルが鳴り響きます。
「訓練、訓練。火災発生。ただ今、家庭科室から火災が発生しています。児童の皆さんは、運動場に避難しなさい。訓練、訓練。火災発生……。」
中休みが終わろうとしたとき、避難訓練が始まりました。
教室に戻っている子、階段や廊下にいる子、まだ運動場にいる子など、居場所は様々です。
運動場にいる子たちは、一瞬戸惑ったようです。。
そこに、校舎の出口や中央のらせん階段など、火元から遠い場所を移動しながら、子どもたちが出てきました。
第一次避難場所である砂場前に集合しようとする子どもたちの動きに、立ち止まっていた子どもたちは我に返り、走り始めました。
子どもたちが次々と自分たちで整列を始めます。
先生たちは、避難してきた子たちの人数確認をしたり、校舎内に逃げ遅れている子がいないか、お互いに声を掛け合いながら確認したりと、臨機応変に動いていました。
全校児童の避難完了時間は3分10秒でした。
校長先生からのお話では、火災の恐ろしさの一つとしての「煙」が取り上げられました。
煙を吸い込んでしまうことで、命を落とすことになる人もいるのです。
「ハンカチを持っている人?」
ザッとたくさんの子たちの手が上がりました。
ハンカチを有効に使って、煙を吸い込まないような姿勢をとることも非常に大切です。
子どもたちの大切な命を守るために、是非、御家庭でも念押ししてくださいませ。